包茎種類は4タイプ。真性とカントンはリスク大

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第一歩は自身の包茎種別を知ること

包茎には大きく分けて「仮性包茎」「真性包茎」「カントン包茎(嵌頓包茎)」「埋没包茎」の4種類があります。埋没包茎だけは特殊なカテゴリーで、その他の3種類が主要な症状と言えます。

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包茎の種類

包茎について真剣に悩む男性

今更ではありますが、包茎とは男性器の亀頭部分に皮が被っている症状を指します。
産まれてきた段階では全ての男性が亀頭に皮を被っていますが、問題はその後成人になるにつれどれだけ剝けて、亀頭を露出できるかどうかです。
成長しきっても亀頭部分に皮が覆い被っている状態の事を「包茎」と言い、特殊なケースを含めて大きく分けると

仮性包茎
真性包茎
カントン包茎(嵌頓包茎)
埋没包茎

の4つの種類があります。

まずは、これらの種類と特徴について解説しますので自身のペニスの状態を把握してください。

仮性包茎

仮性包茎のイメージイラスト

包茎の中でも最も多い種類です。
日本人成人男性のうち、実に6割~7割が仮性包茎だとも言われており、思春期男子の間では話題に出る事も多い最もポピュラーな包茎です。

仮性包茎の条件

仮性包茎はの正確な条件は「皮は被っているけど、手で剥けば簡単に亀頭を露出できる状態」とされていて、実は皮の被り具合は関係ありません。

こうした理由から、仮性包茎には勃起すれば何もしなくても亀頭が露出する「軽度の仮性包茎」と、勃起してもほとんど皮を被ったままの「重度の仮性包茎」に分別されます。

なお、思春期に少しずつでもしっかり自分で皮を剥く習慣があれば、重度→軽度、真性包茎→仮性包茎にステップアップできる可能性も大きいと言われています。

仮性包茎の問題点

包茎全般に言える事ですが、最大の問題は衛生面です。
亀頭が皮で覆われているため、皮の内側で細菌が繁殖しやすくなってしまいます。
陰毛が皮と亀頭の間に絡まる事も多く、これらが原因で亀頭周辺で炎症を起こしたりするリスクも高まります。

性行為時には普段皮を被っている亀頭が露出して女性器に挿入される事になりますが、普段皮で守られている分、亀頭部分の免疫が弱く性行為で痛みを感じてしまったり、傷つきやすいというのも特徴です。
また、一日の大半が亀頭に皮が被っている為、亀頭部分の成長を妨げてしまう要因にもなっています。

何よりも、日本人の大半が仮性包茎とはいえ、男女共に包茎へのイメージが悪い事は言うまでもありません。
男性は包茎を恥ずかしいものと感じ、女性は不衛生だと感じる方がいまだに多いです。 男性が包茎ペニスをコンプレックスに感じて自信を失ってしまうのは、こうしたネガティブなイメージが日本では根強いことが理由です。

真性包茎

真性包茎のイメージイラスト

真性包茎は見た目は完全に亀頭に皮を被っている状態で、通常時・勃起時を問わず皮を剥く事ができません。
手で皮を根元に寄せようとしても、痛みや固着で一切亀頭を露出する事ができない状態を指します。

男性は誰もが産まれて来た時は真性包茎の状態です。
それが成長と共に(中高生くらいの年齢)亀頭の皮を剥くという行為を覚えて、入浴時などに日々少しずつ皮を剥いていく努力をするものです。
多くの人はこうした努力の成果が実り、成人する頃には仮性包茎にステップアップするか包茎自体を脱却できるものです。

しかし、一部ではこうした取り組みをしなかったり、体質的に努力をしても剥けないなどの様々な理由で、成人しても真性包茎のままの状態の人もいます。
思春期に放置してしまうと、成人してから努力によって真性包茎を脱却しても長年皮を被り続けてきた反動からカントン包茎に発展するリスクも大きくなりがちです。

真性包茎の問題点

最大の問題点は入浴時でも亀頭部分を洗う事ができない点です。
射精や性行為をしない幼少期ならまだ良いのですが、射精できる年齢になり性行為もする大人になっても皮の内側に溜まった汚れ(恥垢)を洗えないのは衛生的にいい状態とは言い難いです。

また、真性包茎の期間が長いと圧迫され続けたペニスは亀頭部分の成長が遅れて先細の男性器になってしまいます。
免疫力が付かないので性行為をすると痛みを感じたり、炎症を起こす可能性も大きいです。

基本的に性行為の経験がある女性であれば、皮を被った男性器は手で簡単に剥けるものだと思い込んでいる事が多いです。
女性と性行為をしていたら無理に皮を剥こうとされて激痛が走る…なんていうリスクもあります。

真性包茎の場合、自力や自然治癒で改善することは不可能ですし、悩んでいたり恥ずかしがっていても何も始まりません。意を決してお早めに病院に相談しに行くことをおすすめめします。

カントン包茎(嵌頓包茎)

カントン包茎のイメージイラスト

普段は皮を被っているけど、頑張れば剥く事ができる状態です。
ここまでは仮性包茎と同じですが、カントン包茎の場合は包皮口の出口部分が狭い為、何度やっても皮を剥こうとする時に痛みを感じます。
そこから強引に皮を全部剥いて亀頭を露出させると、皮で亀頭の根元を締め付けられて元に戻す事ができなくなります。

亀頭が大きい人は、この締め付けられた状態で痛みを感じるケースもあります。
カントン包茎の特徴をまとめると「強引にやれば剥けるけど、簡単に元の状態に戻す事ができない」状態を指します。

やってはいけない放置

カントン包茎は強引にではありますが、皮を剥く事ができます。
仮性包茎の人はその後勃起が収まり平常時に戻ったり、一定時間経過すれば何もしなくても元の皮を被った状態に戻ります。
カントン包茎の場合は包皮口の出口部分が狭いという根本的な問題を抱えている為、亀頭を出している状態は非常に危険です。
そのまま放置すると大きく腫れ上がり、状況が悪化して大きな痛みを感じてしまうケースもあります。

また、カントン包茎で強引に皮を剥いた状態で性行為をすると包皮の部分が裂けてしまうリスクもあります。
締め付けがキツすぎると、緊急手術が必要な状態に発展するケースもあります。
少しでもカントン包茎の自覚がある場合は、無理に自分で解決しようとはせずにいち早く医師に相談して適切な処置をしてもらいましょう。

埋没包茎

埋没包茎の肥満男性

埋没包茎は肥満体型の人に目立つ症状で、皮下脂肪が多いのと包皮が比較的短いため、ペニス本体が下腹部に潜り込んでしまっている状態の包茎を指します。
男性器の大半が腹肉に埋まってしまったようになり、異常なくらい小さく見えてしまうのも特徴です。

基本的には亀頭に被る皮が原因ではなく、男性器が下腹部の脂肪に埋もれているので肥満体型そのものに問題を抱えています。
当然、ダイエットをすれば改善されるケースもありますし一部では包茎ではない人が体型の変化で埋没包茎に陥ってしまうというケースもあります。

埋没包茎は特殊な包茎

当サイトでは包茎を4種類と紹介していますが、医学的には包茎は埋没包茎を除いた3種類だと唱えることが一般的です。
これはある意味正しく、埋没包茎は他の包茎と合併症状化する事もあれば、包茎でない人が中年太りなどで陥ってしまうこともあるからです。

包茎手術の方法も、通常の包皮を切除する包茎手術ではなく、長茎手術のように下腹部に埋もれたペニスを引き出す治療を行う事が一般的です。
基本的に包茎治療や手術を行っているクリニックであれば相談に乗ってくれるので、お悩みの方は一度カウンセリングを受けてみましょう。

埋没包茎の問題点

埋没包茎は、勃起してもペニス根元部分が下腹部に潜っているので、体外に出るペニスが極端に短くなります。
その結果、性行為時にピストン運動をすること自体が困難になります。

できたとしても体位が限られるなど性行為の楽しみが半減してしまいますし、女性の満足度も圧倒的に低下します。
年齡に限らず、肥満が原因で埋没包茎になる人がほとんどですが、中には標準体型でも男性器そのものが小さい事が原因でなる人もいるようです。

医師に相談するのは大前提ですが、根本的には原因である肥満を解決しないと話が進みません。
極度の肥満は包茎だけでなく様々なトラブルを引き起こしますので、埋没包茎でお悩みの方はペニスの治療のみならずご自身の健康と向き合うことをおすすめします。

自身の包茎の深刻度を知る

真性・埋没・カントン包茎はもちろん、仮性包茎でも被り具合によっては適切な手術を行い露茎したほうが良い場合もあります。
しかし、自分の包茎がどれほど深刻なのかは自分で判断できるものではありません。

そこでおすすめしたいのが、包茎専門クリニックによる無料カウンセリングの受診です。
無料診断により「現状の重症度」「手術する場合の手法や費用」「放置した場合のリスク」などを専門的に解説してもらえます。

医師のカウンセリングで包茎の不安解消

この診断により、放置しても健康被害はないとわかれば無理に手術をする必要はありませんし、性行為に支障が出るレベルだと宣告されたら治療を視野に入れて考えてみればよいのです。

もちろん、無料カウンセリングを受けたからと言って何らかの治療をしなければいけない訳ではありません。
実際にカウンセリングに行ったがそこまで深刻で無いため治療は見送った、という方も大勢いますので安心してください。

カウンセリングに親身な『ABCクリニック』

数ある包茎治療クリニックの中でも、ABCクリニックは“確かな技術”と“親身な対応”で定評があります。
全国主要都市に展開しているので、ご自身の包茎にお悩みの方はWebから予約をしてカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。

治療を行うかは別にして、包茎の深刻度を知ることは不安解消にも効果的です。